花見は収穫の前祝い!平成最後の千本桜はただのライトアップだけじゃすまなくなってます!

コト
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前橋の春の名所といえば「赤城千本桜」です。平成最後のお花見に新しいプロジェクトが立ち上がりました。その名も『かぐやプロジェクト』

世代を超えた5人が熱い志をもって取り組むその想いとは。

かぐやプロジェクトとは?

竹あかり×地域おこし×イベント活性のプロジェクトです。

「群馬は林より竹のほうが多い」と言われています。そして竹害と言われるほど手がつけられない竹林が信じられないほどあるのはご存知でしょうか?

害=邪魔・迷惑などの悪いイメージがあります。ある人からすればゴミですが、ある人からすると宝物になるのではないかということで、竹を使ったアートや竹炭など様々な形に変わり始めています。

かぐやプロジェクトもその1つになるということを、5人から話を聞くことではっきりと見えてきました。それぞれの想いやビジョンを聞いてきました。

かぐやプロジェクトの最新情報やこれまで活動はフェイスブックページからご覧いただけます。

前橋地域おこし協力隊 落合 宏美さん

「協力隊の活動の1つとして、地域のものを使って何かできないか?というのがあります。いろいろな企画やイベントなどを行なってきました。」

落合さんは自らもいろいろなイベントやワークショップに参加して、地域との繋がりを作ってきました。その中で竹灯籠のワークショップに参加した時、その綺麗さに一目惚れをしたそうです。

「森林組合からも木より竹が多いと聞いていたし、荒れまくっている竹林も見ていました。その邪魔者の竹が灯籠になることでこんなにも素敵なものになるなら、使わない手はないと考えました。」

考えてからは必要な人にたどり着きプロジェクトを立ち上げるまではどんどんと進んでいったそうです。ただ、問題がないわけではありません。

「1番の課題は、継続するためには資金が必要ということです。ですが、まずは竹灯籠の綺麗さ美しさをこのプロジェクトでみなさまに知っていただきたいです。そして、いろいろなイベントのアクセントになることを見て感じて欲しいです。

協力隊としての期間は残り1年と少し。このプロジェクトを通して地域のみなさんが1人1つ竹灯籠を作ってそれを持ち寄りイベントに参加する。そんな参加型のイベント企画などを行い、盛り上げていきたいと考えています。」

前橋地域おこし協力隊HP

かぐやプロジェクトフェイスブックページ

MIXX代表 落合 一雄さん

アウトドア関連の事業を運営している落合さんは、もともと竹細工などをやっていました。

「最初はアウトドアショップとしてオリジナル商品の開発の1つとして竹ランタンを作っていました。キャンプというレジャーが流行ってきているのでニーズもあるのですが、あくまでキャンプ用品の1つという扱いになります。

そこでキャンプで使うものよりも家庭でも使えるものに変えた方がいいのではと考えました。なによりも竹灯籠のかっこよさに私自身も魅力を感じていました。」

MIXX代表の落合一雄さん
笑い溢れる作業現場より

落合さんの根底にあるものは<資源を余すことなくすべて使い切る>というものがあります。伐採した竹をランタンや灯籠にするだけではなく竹炭にすると木炭より吸湿性や消臭性などが2倍近くあることもわかっているそうです。

また、伐採時に出るパウダーは肥料にもなると。放射能の影響が0ではないので検査などが必要になりますが、竹はあますところなく使える素材と教えていただきました。

「今回のプロジェクトに参加する時、みんなの想いや熱意、そして発想にとても刺激を受けました。私1人ではできないこともこの仲間とならすごいことができると感じています。

だからプロジェクトの成功と継続をセットで考えています。自然を題材にしたイベントに竹灯籠はとても相性がいい。それを千本桜と合わせてぜひ感じて欲しです」

トレッキングとアウトドアのMIXX

GunmaLVC 小池 準さん

元下仁田地域おこし協力隊で現在は協力隊のサポート事業やアウトドアイベントを開催しているのが小池さんです。このプロジェクトのハブ的な役割となっています。

「前橋出身なんですけど、いろいろ回って地域とITを繋げる活動をしたいと考えて協力隊に応募しました。期間中にやったことはいろいろありますが、一番の思い出は地域PRムービーを作って沖縄国際映画祭のグランプリになったことです。」

地域のPRをしていく中で元々の旅好きの面からアウトドアに関する事業を始めていきます。現在ではブッシュクラフトの活動をしています。グランピングの真逆のレジャーとのことですが、なんでもナイフ1本で自分で全てを用意するのがブッシュクラフトの魅力とのことです。

「僕の活動のベースは<やらない理由は何ひとつない>というものです。やってみてから考えようぜって。だから落合一雄さんの竹を使い切ることをやりたいというものと、学生たちの竹あかりの活動、そして落合ひろみさんの地域貢献がすごくマッチしていたと感じたので自然とみんなを引き合わせることができたと感じています。」

作業現場でいきなりアイデアが浮かんで竹サンダルを作ってました(踵部分がない健康サンダルみたいなもの)。竹は扱いやすいということや日本の風景に合うことが魅力の1つだとお話いただきました。

「日本人なら竹ってほとんどの人が触ったことあると思うんです。それくら馴染みやすいもので外国にはあまりないものってそれだけで貴重だなと。

このプロジェクトを継続させたいし、よいアピールになるとものだと感じてます。なによりも、竹害に悩んでいる人がいればまず切ってあげます。これで喜んでもらえる。次に切った竹を活用することができます。竹あかりや竹灯籠、他にも竹細工や竹炭など、このサンダルもね。

それが商品化できれば売上もあがってまた次の資金になり、新しいプロジェクトに使える。これって近江商人じゃないですけど三法よし、みんなWinになれることだから、やらない理由はないよねって」

Gunma.LVCフェイスブックページ

高崎経済大学年 桜井 蓮さん・海老沼 尭さん

大学生の2人は主に竹灯籠の制作を行いました。デザインを考えそのイメージ通りに穴を空けていく作業ですが、大きさの違う穴だけで表現することは決して簡単ではないなと感じました。

「竹灯籠作りのきっかけはお互い所属していた学生団体の活動に少し不完全燃焼を感じていました。その時に熊本で行われている竹あかり(竹灯籠)を知って、竹害のことや活用方法などを見て、群馬にも竹あるしやってもいんじゃないかな、と思ったのが最初です。」

2017年12月から作り始め、最初は見よう見真似だったものも今ではオリジナルも出来始めています。これまでに学園祭や音楽イベントのステージ装飾などいろいろな場所で利用されたり、ワークショップなども開催しています。

大学生からの参画 桜井さんと海老沼さん
kaguyaの灯りで積極果敢に活動中

「竹だったから1年続いたと思ってます。人工的な光も魅力的ですが自然のものを使ったライトアップやイルミネーションはDNA的に『いいね』ってなるんだと思います。

イベントなどで立ち止まって見てくれる人の雰囲気がいいというか、穏やかというか。竹灯籠が与えているものって安らぎなのかなって感じることもあります。」

桜井さんはこのプロジェクトを継続するためにはもっと竹が使えるということを広める必要があると考えています。ワークショップを開催したりまずは竹に触れる機会を作っていきたいと。

海老沼さんは今までの活動そしてこのプロジェクトで点と点が繋がり線になる体験となったそうです。それが人だったり想いだったりいろいろな形があるけどこれからも線を繋げることをしていきたい、そこに竹は外せないと考えています。

前橋地域おこし協力隊の新藤さんと曽根田さんの2名がサポートとして作業されていたので少しだけお話を伺うと、作業は無心でできるしストレス発散になる。多くの人に今後展開されるワークショップに参加して実際に竹をいじって欲しいと話してくれました。

kaguyaの灯りフェイスブックページ

かぐやプロジェクト詳細

日程:2019年4月6日~21日

時間:日没~21:30(ライトアップの時間です)

場所:赤城南面千本桜

住所:前橋市苗ヶ島町2511-2

桜まつりの詳細はこちらのサイトからご確認ください。前橋まるごとガイド

桜とライトアップと最高の組み合わせの竹灯籠
竹灯籠越しの桜を楽しんでください

かぐやプロジェクトと千本桜の美しい調和を楽しんでいただきたいと思います。

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